SUSTAINABLE TEXTILE MAGAZINE – Vol.04

ストーリー

“タオルにしては、こだわりすぎですか?”

— VIRI-DARI DESERTAのタオルが生まれるまで。

朝の洗顔。夜のシャワーあがり。旅先のホテル。
日常のどこにでもあるのが、タオルです。
そして、どこにでもあるからこそ、意外とちゃんと選ばれていないのも、タオルです。

“どうせなら、いいのを一枚持っておきたい”
そんな人のために、私たちはちょっと本気で、タオルをつくりました。

タオルのくせに、産地をまたぎます。

VIRI-DARI DESERTAのタオルは、静岡・愛媛・三重という、
日本有数の繊維産地をまたいで仕上げています。

  • 静岡県:織り
  • 愛媛県(今治):染め
  • 三重県:仕上げと検品

いわば“タオルのロードムービー”。
産地ごとに異なる技術をリレーしながら、ひとつの布ができあがっていくのです。

素材は、インド産20番手。しかもオーガニック100%。

っているのは、インドで育てられたオーガニックコットン100%
番手は20/-。太すぎず、細すぎず、
肌に当たったときに“ちゃんとした厚み”を感じられる絶妙な糸です。

そしてさらにこだわっているのが、糸の撚り(より)
特殊な紡績によって、甘撚り=ふんわりとした撚り具合に仕上げています。

その結果――

  • ふっくらしているのに、洗濯にも強い
  • 使いはじめから肌になじみ、
  • そして、使えば使うほど、もっと気持ちよくなっていく

そんな“育つタオル”が生まれました。

タオルは「消耗品」じゃなくていい。

大量に買って、使って、へたったら捨てる。
そんなふうに扱われがちなタオルですが、
私たちは**「一枚のタオルと、ちゃんと付き合うという選択肢」**もあっていいと思っています。

きちんと織られて、染められて、仕上げられた布は、
どんな高機能アイテムにも負けない“存在感”を持つんです

暮らしの中の“静かな贅沢”に。

このタオルは、誰かに見せびらかすようなアイテムではありません。
けれど、洗いたての朝にこのタオルに顔をうずめたとき、
きっと「これにしてよかったな」と思ってもらえるはずです。

自分のために。大切な誰かのために。
道具としての“気持ちよさ”をちゃんと選ぶということ。
それが、VIRI-DARI DESERTAのタオルが目指す在り方です。

やさしい布に、やさしい使い方を。

せっかく丁寧につくったタオルだから、
できるだけ長く、気持ちよく使ってほしいと思っています。

そのために、ひとつだけ小さなお願いがあります。
柔軟剤、ちょっと控えめに。

柔軟剤はたしかに洗い上がりをふんわりさせてくれますが、
実は、繊維を薬剤でコーティングしてしまうため、
タオル本来の吸水性を損なってしまうんです。
また、コーティングによってパイルが抜けやすくなる原因にもなります。

だからこそ、洗濯は洗剤だけでシンプルに
数回洗ううちに、タオル自身の“本当のやわらかさ”が育っていくのを感じられるはずです。

ちょっとだけ、タオルの目線を上げてみませんか?

“タオルなんて、どれも一緒”。
そう思っていた頃には、もう戻れないかもしれません。
この一枚が、きっとそのきっかけになります。

VIRI-DARI DESERTA タオルギフト

VIRI-DARI DESERTA ギフトBOX
暮らしにそっと寄り添うものを、丁寧に選びたい。 そんな想いに応えるのが、VIRI-DARI DESERTAのタオルギフトです。